転職できない人に共通する「弱点」と克服する方法

良くないと思っている状況を改善できないままズルズル続いているのは、大変居心地が悪い。

変えなきゃ、何とかしなきゃ、決めなくちゃ、と本気で思っている。しかし、現実には後回しになっている。

 

会社や仕事に関しても同じことが言える。

何年も不満を抱えながら、転職すれば済む話なのに現職にとどまったままだったり、

転職活動に入ってもなかなか内定が出ない。

 

彼らには共通する弱点がある。

転職をあっさり決意し、すんなりと内定をかっさらう人にはどうしても勝てないのだ。

それでは、転職できない人に共通する弱点と解決方法について解説する。

 

転職できないパターン

転職できないパターン① 転職を決意できない

・職場や仕事、業界や会社などに不満を抱え、「こんな会社出て行ってやる」と意気込んではいるが、一向に辞める気配がない。

・あと一年だけなどと考えながら、なかなか決意できずにどんどん先延ばしにして、結局はずっと同じ会社に居座っている。

このように、転職したいと思いつつ、転職に踏み出せない人が多い。

転職は、自分で決断し行動を起こさなければ実現しない。

誰も転職を勧めてくれるわけではない。誰も次のポストを用意してくれるわけでもない。

 

自ら積極性を発揮できなければ、定年まで不満ばかりの現職のままである。

引かれたレールの上を走ることしかできない人は、永遠に転職できない。

 

転職できないパターン② 転職活動がうまくいかず内定が出ない

・面接には進むのだが、なかなか内定が出ない。

・書類選考がなかなか通らない。

このように転職活動がうまくいかず、転職できない人も多い。

知識も経験もある。自信もある。だが、最後まで勝ち抜けない。

 

転職活動も楽ではない。少ない時間の中で面接の準備もあるし、現場では緊張する。

やがて負け戦が続くうちにズルズルと長期化し、ついにエネルギーが切れてしまう。

 

そして転職を諦めて止めてしまったり、妥協して選んだ会社の面接を受けるようになる。

妥協した会社に転職したところで未来は見えている。そこにあるのは「後悔」である。

 

転職できない人に共通する弱点

転職を決意できない人、なかなか転職先が決まらない人に共通するのは、「志望動機が弱い」のである。

もちろん、本気で辞めたいと思っているだろうし、本気で転職活動に打ち込んでいるのはわかる。

だが、まだ足りないのである。

 

それでは、どのように「志望動機の弱さ」が転職活動における弱点として露呈してしまうのか、転職を成功させる人と比較して解説しよう。

 

希望の会社を絞り切れない

志望動機が弱いと、希望の会社像がぼんやりしていて、絞り切れない。

これは一見、面接を受ける可能性を広げる良作に見えるが、逆である。これが面接対策でネックになる。

 

転職活動は限られた時間の中で準備をしなければならないのだが、希望の会社像がぼんやりしていると面接の準備する範囲が広範囲に及び、とても対応しきれない。

 

あの会社もこの会社も、あの業種も…とすべてに着手すると業界研究・企業研究が手薄になってしまい、実際の面接の場で、ちょっと突っ込んだ質問に答えられなくなる。

 

一方、志望動機が明確で、希望の会社像がピンポイントだと、面接対策はやりやすい。

希望の業種・企業の研究について深堀できるため、面接で突っ込んだ質問にも答えられる。

この差が合否を分けることは言うまでもない。

 

職務経歴書の完成度が低い

転職活動において、職務経歴書は書類選考に使われる重要な書類である。

言わば自分の身代わりになって選考に望む、もう一人の自分である。

 

だが、職務経歴書を単なる提出物と考えていたり、履歴書のもっと頑張ったやつくらいに考えている人は間違いなく落ちる。

 

職務経歴書にどれだけ自分の本気をぶつけられるかの勝負になる。

ここにどれだけ本気になって打ち込んだかは、完成度となって表れる。

立派な実績やうまい言い回しの問題ではない。

 

本気になって何度も読み返し、練りに練った文章には本気が宿る。

その本気が面接官に印象を残す。普段なら落としてしまいそうな書類でも目に留まってしまう。

だから、職務経歴書とは、今までの人生で最高のプレゼン資料と言えるまで作りこまなければならないものなのである。

 

言葉の選び方が弱い

転職を失敗に終わらせる人と、成功に終わらせる人の違いは、言葉の選び方にも表れる。

 

転職がうまくいかない人は、声が小さく、推定系が多い。そして話が長い。

「○○だと思います。」「○○だと考えています。」など。

あるいは、話の核心に入る前に予防線として言い訳を先に挟んだりする。

 

一方、本気で取り組んでいる人は、声が大きく、断定形が多く、1つの文章が短い。

とにかく言い切る。結論から先に話し、相手に口を挟まれる前にフォローの言葉を入れてしまう。

 

これらの説得力の差は明らか。

このわずかな差が、転職という究極の椅子取りゲームの勝敗を分けるのである。

 

転職を成功させる人の強みとは

転職をサクッと決断し、内定をサラッと勝ち取る人の転職をする動機には、切迫感や恐怖感がある。

こうした転職を成功させる人にとって、転職は「したい」ものではない。

「しなければ困る」ものなのである。

 

転職を成功させる志望動機の根幹にあるもの

志望動機の根幹にあるものは、このままの人生の延長上にある恐怖心である。

・このままこの会社に居続けるなんてありえない。

・本当にやりたい仕事を憧れのままになんて絶対にできない

このように、今の会社、今の仕事を続けることで被る損害の大きさを人生レベルで考え、その損失の大きさに恐怖する。

 

だから、どんなに困難な転職活動だとしても、平気で決断する。

そして、失いかけている人生を取り戻すために必死に頑張る。

 

つまり、転職を成功させる人の戦い方は、人生をかけた戦いであり、

現実逃避的な転職を志す人とは、まったく次元の違う本気度なのである。

 

転職活動における効果

現状から逃げたい人と人生をかけた戦いを挑む人。その違いは明らかである。

 

失いかけているものが大きい人は、切迫感が違う。これがモチベーションに直結する。

モチベーションが高ければ発揮できるエネルギーの量が違うことは、ご理解いただけるだろう。

 

彼らは疲れない。

睡眠時間を削って必死に書類や面接の準備をする。そこに妥協はない。

 

また、面接時の気迫が違う。そして説得力が違う。

面接ではその説得力が勝敗を分ける。

 

転職はたった一つの椅子を取り合う椅子取りゲーム。

優秀な人が選ばれるのではない。一番会社に欲しいを思わせる説得力を持つ者が勝つ。

 

この説得力は、「転職したい」、「会社を辞めたい」という言葉しか頭に浮かばない人には、生み出せるものではない。

 

転職できなければ困る!人生が終わってしまう!ここで落ちたら死んだも同然だ!

そう思っている人には絶対に勝てないのである。

転職できない人は、まだまだ志望動機が弱すぎるのである。

 

「転職できない」弱点を克服する方法

そこまで転職にかける意気込みなんてないよ…と困っている人がいるかもしれない。

しかし、どんなに強力な志望動機を持っている人も急にそうなったわけではない。

 

一生懸命に自分の人生と向き合ってきた中で、少しずつ意識を固めていったのである。

つまり、転職の志望動機の強化は、自分の人生と向き合うことで強化できる。

 

以下の質問に答えられるだろうか。

・自分の思い描く人生とはどのようなものか?

・その前提で、現職を続けることによって失うものは?

転職を決意できない人、希望の転職先がぼんやりしている人は、

転職をしない事、転職できない事の延長線上にある自分の人生に対する絶望が必要である。

 

このままこの会社でこの仕事を続けるくらいなら、死んだほうがマシだ!

 

そう思えるまで自分の人生について向き合おう。転職はそのあとでも決して遅くはない。

それどころか、急いだ転職に成功はない。理由はすでに述べた。

 

現職を続ける先に感じるリアルな絶望感。これが手に入った者は無敵だ。

自信がなかろうが、スキルが無かろうが、転職を決断する。

そして恐ろしいほどの行動力を発揮し、何らかの結果をつかむ。

 

それはもはや転職の勝者にとどまらず、人生の勝者と言っていいだろう。

 

転職できない人の弱点と解決方法 まとめ

話は変わるが、現在の日本人アスリートはかつて裸一貫で海外に留学していることが多い。

言葉も通じない、お金もない。

それなのに、彼らは行く。なぜか。

 

それは、この海外に行くチャンスを逃した先に、想像する人生レベルの大きな損失に気付いているからである。

つまり、彼らは、そのまま国内に居座ることで自殺と同じような感覚がある。

それを避けるために海外に行く。

 

これは転職も同じ。

今の現状のままではこの先の人生は不幸になる、と確信できた時、

それまでの腰の重い状態が嘘のように、身軽になる。別人のように。

そして世界が変わる。

 

もし転職できない、転職に踏み出せないと悩んでいる人は、まだ現状に対する恐怖心が足りない。

それは現状に満足している、と考えることもできる。そのまま現職を続けることもいいだろう。

 

しかし、どうしても、転職したいのなら、

現状を維持し続ける先にどのような人生の破壊が生じてしまうのか、を考えてみてほしい。

 

事情は人それぞれである。

やりたくない仕事を一生やり続ける地獄を味わうのかもしれないし、

結婚して子供を作るためには今の勤務地では無理だとか。

 

どんなモチベーションも足元が重要。

まずは、自分の人生について本気で考えてみよう。

 

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